2021年9月24日~25日にオンライン(大会本部:佐賀大学)で開催された「2021年度(第74回) 電気・情報関係学会九州支部連合大会」において、大学院工学研究科電子情報学専攻2年の大門隆哉さんが"三相交流電源における出力コンデンサの劣化検出に関する一考察"(共著:梶原一宏講師、手束翔氏(イサハヤ電子(株))、松井信正教授、黒川不二雄学術(特命)教授)と題する論文発表を行い、「連合大会講演奨励賞」に選出されました。 受賞対象となった論文では、電力変換器に使用される寿命部品の劣化検出手法を提案しており、電力システムの信頼性向上ならびにインテリジェント化に寄与するものです。本賞は、優秀な論文を発表した35歳以下の若手研究者に対し贈られるもので、本年度は講演数304件の中から8名(約2.6%)が選ばれました。

 2021年9月23日にオンライン(大会本部:佐賀大学)で開催された「2021年度(第29回) 電子情報通信学会九州支部学生会講演会」において、工学部工学科電気電子工学コース4年の柴原大貴さんが"サンプリング方式に基づくPOL電源の過渡特性"(共著:大学院工学研究科修士課程1年松下歩さん、梶原一宏講師、松井信正教授、黒川不二雄学術(特命)教授)と題する論文発表を行い、「講演奨励賞」に選出されました。受賞対象となった論文では、CPUなどに電力供給を行うPOL(Point of Load)電源において、ディジタル制御のサンプリング方式に基づき、過渡特性の改善に有効な手法を検討しています。

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